学習時間の管理について | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

今日の記事は、主に浪人生向けの話です。

 

そろそろ予備校にも慣れてきて、一週間にやらねばならないことがはっきりとしてきた頃でしょう。

計画的な学習ができているでしょうか?場当たり的にやっているとバランスの悪く非効率な学習になってしまいます。

 

計画的ではなくてもとにかく激しく勉強すればいいと思っている人もいるのかもしれませんが・・・昭和時代ですか。学習は精神論で片づけられるものではないのですよね。筋トレですら計画的に行われる時代ですね。

 

 

ただ現代にもまだ古代的な考えが浸透している部分もあります。それは、学習時間の長さを競うやつ。

日本では長時間労働を勧めるブラック企業が多いですが、学習習慣に関してもブラック推奨でしょうか。

 

勉強においては、まずは密度を高めることが重要です。ダラダラ長時間勉強をしても、達成感がなく、徒労感が激しく、成果の乏しいものになってしまいます。今の時期には、短時間に集中して勉強することが重要です。

 

短時間でも集中して効率的に勉強ができたときには、この上ない達成感が得られます。”なんもいえねぇ~(古っ)”と叫びたくなるような気持ちを持って、それを継続したくなる気持ちを持って、結果として長時間でも疲労感なく学習できることがいいでしょう。

 

ですから今の時期の浪人生には、いっておきたい。

一日の目標を早く達成して、早く帰って、早く寝ましょう。

 

夏季を過ぎれば、実戦演習・過去問演習・冠模試など、今よりも滅茶苦茶忙しくなります。今から長時間かけていては、今後の学習を維持していくことが難しくなってくるでしょうから。

 

いくた