学習は一人でひたすら考えていても、限界はあるだろう。長い時間悩んでいたことが、短時間の助言をもらっただけで、一気に霧が晴れることもある。
学習効率を考えても、学習の完成度を考えても、積極的に質問に行くことが重要であろう。そして高学力層ほど、質問をうまく活用しているよね。
でも実はこれは、ニワトリタマゴかもしれない。
質問を活用するからこそ、高学力を維持できるという考え方もあるが、逆に質問できるのは高学力があるからなのかもしれない。
質問する相手はいろいろと考えられる。学校の先生、塾の講師、チューターなど。どの人に質問するにしても、まずは自身が何が分かっていて何が分かっていないのかを、相手に説明出来る状態でないといけない。
これが出来るということは・・・既になかなかの学力だわ。
つまり、質問するから高学力なのか、高学力だから質問可能なのか、ニワトリタマゴのジレンマが完成する。
そして、我々講師は、質問者が何にトラブっているのかをリファレンスする能力を問われることは多い。それが分かった時点で、ほとんど解決できている。
じゃあ、何が分からないのかも分からない状態では質問してはいけないのか?といえば、そんなことはない。
先生の前で高らかに宣言すればよい。
"なんとなく分からない🤷"
いくた