学校選択ではリスクファクターは排除しておいた方がいいよね | 中学入試と医学部入試の道の駅

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中学受験でも高校受験でもどの学校を選択するのかは、非常に重要なことだと思います。
学校の方針や校風などを検討して、今の時期には既に受験校は決定されていることも多いと思います。

その中で重要なファクターのうちの一つとして、通学時間があるでしょう。通学時間が長過ぎることは様々なロスが生じてしまいますから。

私の教え子の中に、高校を中退した生徒が何人かいます。おおよそ共通していることは通学時間が一時間を超えることです。

モチベーションが高ければ長い通学時間は気にならないかもしれません。しかし、モチベが永続的である保証はないのですよね。むしろ、短期間的にはエネルギーが切れることはよくあることでしょう。

エネルギーが切れても学校が近ければ、惰性で通い続けることも出来るかもしれません。しかし遠い学校ならば意思を持って通わないと難しいかもしれません。

ただ、これも一つの考え方で、中退をリスクだと考えていないのであれば、通学時間はリスクとはなりません。

「辞めたければ辞めればいいんじゃないか」
というようなオトコマエな方針の御家庭であれば、通学時間みたいな細かいことを論ずる必要もありません。

実際に、私は高校中退の生徒でも何人も医学部に送り出しました。医学部以外にも自分の道を見つけて、送り出した例はたくさんあります。私の視点では、中退はリスクファクターには入っていません。

いくた