夏休み後に成績が伸び悩むことは"二月の勝者"でも語られているように、割とポピュラーな事実です。
夏休みの勉強でいろいろな道具を仕入れることが出来たのですが、使い方まですぐに習得できるわけではないのです。逆に道具が増えて混乱してしまって、成績が下落してしまうことはよくあることです。出来ることが増えて視野が広がり、一時的に密度が下がる現象です。
しかし、状態が整ってくると、成績は回復基調になります。今の時期に行われた模試が徐々に上がっている人は、夏期の成果を掴んだということになるでしょう。正しい道を歩んできたということです。夏休みの勉強で仕入れた道具が、受験に活かされる武器に成長していることでしょう。
問題はその逆、最後に失速してきた場合です。
この時期に成績が下降する原因としては二つの要素が考えられます。
一つは、受験へのプレッシャーが足枷になっている場合。これは大問題ではありますが、多くの例では年内に治ることが多いです。
塾では受験風が吹き荒れ、過去問演習ではコテンパンにされ、プレッシャーがかからないわけのない状況なのですが、受験風に慣れて、それに連れて過去問演習にも慣れて、気持ちも回復していくものです。
もう一つの原因、これが一番大変なのですが、フェイク学力の剥落によるものです。最後になって模試成績が落ちて、そして過去問演習も全然振るわない。過去問慣れとかそういう次元じゃなく・・・
これは根本的な構造的な問題です。対処方法は・・・ない。それはフェイクなんですから。
具体的なことを書いちゃいますよ。
名進研ならば・・・(読みたくない人はgo backでお願いします)
1回目の東海南女プレより、2回目の順位が下がった人は要注意。
これは私の経験則です。厳密に言えば、半分が上がった人で半分が下がった人ですから、それだけで判断できるわけではないのですが。
いくた
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今日はやばいことを書いてしまいましたね。でもやっぱりリアルなことを書きたいと思います。国会みたいに欺瞞の塊にならないように。