ずっと昔のこと。
某大学歯学部の助手をしている女の子と付き合っていて、その子は医科歯科の出身だった。その子から聞いた話。
「医科歯科の医科の人の中には、理Ⅲに対して劣等感を持っている人が結構多い」
そうなんだ。医科歯科も気持ち次第ではテーヘン大学なのね。
(この話は医科歯科で一生懸命勉強している人、医科歯科を一生懸命目指している人には失礼な話で申し訳ない)
私の気持ちとしては、これから医学部に送り出す生徒達には、自分の道に自信と誇りを持って歩んでいってほしいんだよね。
共通テストまで117日。これからどうするかで、結果が変わるかどうかは分からないんだけど、確実に今後の気持ちは変わっていくだろう。
全力で立ち向かって第一志望を射止めた人は、それは充実した未来があるだろう。
全力を尽くしても第一志望に届かない人もいるだろう。次候補に進学するかリトライするか。どちらにしても充実させることはできると思う。(これは私自身の経験もあり)
しかし、全力を出せなかった場合、結果の如何に関わらず、その後に心配が残る。
上記にあげた、医科歯科の医科で理Ⅲにコンプを持つ人は、受験に全力であったかなかったかは断定できないのだが。少なくとも、魂を燃やし尽くすほどの熱量は出せなかったのだろう。
今後、私の指導はもちろん合格への合理性を重視したものになるが。魂が燃え尽くすくらいに追い込んであげることも必要だと思っている。
楽しく終わって、また来年帰ってこられても困るからね。
いくた
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