公立高校の入試制度があるからだよね | 中学入試と医学部入試の道の駅

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公立高校の入試制度には、内申点という制度があるよね。あれってどうなんだろうね?って思っているのはみんな同じだろうか。

 

あの制度を簡単にデフォルメ入れながら説明すると・・・

 

・デブは走るのが遅いから、体育の成績が悪くて高校に入れない。

・音痴は歌えないから高校に入れない

・物静かな子供は意欲を見せられないから高校に入れない

 

という制度ですよね。つまり、人種差別制度です。

 

反論はあるのかもしれない。

”勉強ができるかできないかだけで高校入試を行ったら、一面的にしか評価されないから大差別だ。複合的に評価された方がいい”

 

そういう考え方もあるかな。しかし、高校は本質的には勉強に行くとことだからね。

 

結局、この制度で優遇された生徒、つまり学力の割に内申点が高い生徒は、高校に入ってからチャンチャカチャンになってしまうよね。つまり誰も得しない。

 

誰も得しないというのはウソで、得している人々がいる。それは・・・私立勢だ。

 

例えば、愛知県なんて公立王国なんだから、公立高校が内申点重視じゃなくて普通の入試をしていたら、たぶん私立の人気なんて上がらない。もし今、公立高校が本気を出して制度変更したら、東海中学なんて誰も受験しなくなるのかもしれない。(そんなことはないと願いたいが)

 

全国的に内申点制度が採用されているのが、文科省の指示であるとすると、これは官僚の陰謀ということになる。つまり・・・

 

内申点制度は、麻布出身の官僚が自分の出身校の権益を守るために考え出した制度である。

と幾太郎は結論付ける。

(麻布の関係者の方、すいません。本当にそう思っているわけではありません。官僚=文系→麻布が強いという安易な連想でネタに使わせていただきました。内申点制度が存在する本当の理由はみんな知ってますよね)

 

いくた