私の指導歴5 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


2010年には、ある転機が訪れる。
新しく名古屋に進出した予備校から声が掛かり、大学受験指導の道を進み始めた。それも医学部受験だ。
それまでは中学受験7割、大学受験3割程度の指導であったが、午前中から昼の時間に予備校の授業を受け持つことになり、大学受験の比率が上がる。

ちなみに大学受験の指導には、中学受験のような戸惑いはなかった。物理なども10年ぶりの指導になることもあったが、全然忘れていなくて、指導に苦労することはなかった。

最初に予備校で個別指導で担当した生徒は、メンタルが弱い三浪の女の子であった。予備校も休みがちではあったが、何とも運がよいことに医学部に合格できた。お陰で予備校でも一定の評価をいただけた。今でも予備校で指導を続けられているのは、彼女のお陰かもしれない。


2015年には、家庭教師仲間に頼まれて、某大手の家庭教師派遣会社に登録した。紹介で登録したので最初から高めの報酬で。
最初の年に担当したのは、中学受験の生徒と医学部受験の生徒。
中学受験の生徒は、療育を必要とするような男の子であったが、これまた運良く第一志望に合格。それも合格最低点と同点だったそうだ。本当に運がいい。
医学部受験の生徒は、東海高校のA群。ハイハイ、難なく名古屋大学医学部に現役合格。指導時間も楽しいよ。国公立大医学部の問題を見ながら、どういう作戦が適切かを話し合っていくんだよね。指導というより作戦会議。
こんな生徒を紹介してもらえるのは、私を派遣会社に紹介してくれた先生のお陰だ。

もうこれで、派遣会社内での幾太郎の地位は十分に高まるのね。私がここまでこれたのは、80%は運であることは明らかなんですけど。
今年の予備校でも、今まで何年やっても難しかった生徒が、今年はたくさん合格していたりするんですね。でも、私の指導が功を奏したとは、どう考えても言えない場合が多い。だいたい最初から出来ていたから。

でも運を味方に付けることは、学習指導員としてとても大切なことだと思っています。

明日で最後にします。

いくた