東大志望の生徒の指導の中で | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

今年は東大志望の生徒の数学、物理、化学を教えている。現役生なので、東大形式への順応がやや遅れているが、これからやり込んで戦略を立てれば、充分に間に合う状況だ。 

こういうレベルの生徒と他の生徒との違いは何だろうか。いろいろな差異はあるが、明らかな点は圧倒的な計算力だ。速くて私が追いつかない。

QT医に合格していくような生徒も、計算の正確さと速さが群を抜いていることが多い。

この能力がどのように形成されたか。中学受験のように朝学習での計算練習が身を結んだ・・・ということではないだろう。

私の経験から推定すると、数字に触れる機会が常にあり、その結果として得られた能力だと思う。生まれつきの数学giftedを除けば、計算力は一朝一夕で得られるものではない。小さい頃から自然と積み重ねられた結果が、受験のときに発現していくものであろう。

私は日頃から感じているのは、理系数学の本道は計算力だということ。予備校でも計算力を上げる施策は欠かさない。

いくた