中学受験生はここから伸びるよ | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

X dayまであと58日。

決戦の土曜日はドリカムが歌わなくても近づいてきます。
「過去問演習の点数がジェンジェン足りまシェーン」

という声はリアル過ぎて冗談にしないと言えない時期ですね。しかし、まだまだここからあっという間に伸びる可能性があります。逆に沈む可能性もあるんですけどね。

算数や理科の計算単元などは、これから初見のネタが出来るようになることは少ないでしょう。しかし、既習の事項が突然まとまり、得点力に還元されることがあります。

だいぶ前に記事にしましたが
「夏休みに頑張っても成績は上がらない」
とお話しました。それがなぜかというと、授業内容や知識が得点力に変換されるまでには、リードタイムが必要だからです。どうしても時間差が生じます。リードタイムが突然終了して、得点力が急上昇することがあります。

私の今年の教え子も、ここまできて突然、速さの単元が開眼したりしています。頭の中で消化するのに時間がかかっていたものが、突然収まってしまうことがあるんですね。これは大学受験でもあることです。

リードタイムが少ない生徒は、週末テストでもハイスコアが取れるオリコーちゃんです。受験はオリコーが無双するとは限らないものです。

いくた