東海地区の中学受験概況を眺めながら | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


2019年度の東海地区での中学入試概況は以下の通り。(受験者/合格者)

東海中学 911/401=2.27倍
南山男子 748/217=2.89倍
名古屋中学 1361/851=1.60倍
滝中学 1638/651=2.52倍
愛知中学 1363/987=1.38倍
南山女子 690/180=3.83倍
愛知淑徳 978/537=1.82倍
金城学院 801/594=1.35倍

こうやってみると本当に感じるのは、不合格者が多いということ。
「名中くらいなんとかなるだろう」
とか言っている不心得者が510人も鉄槌を喰らって死んでいったわけだ。かくも凄まじき入試、初戦の愛知中学まであと53日。ラストの滝中学まで68日。

関東関西地区と比較すれば、東海地区で第一志望に合格出来る割合は多いだろう。それでも二月の勝者が敗者より少ないことは、統計的な事実である。

でも、中学受験の合否なんて、あまり今後の人生には影響はない。
そろそろ煩悩の炎に苦しんでいたお母様方も、達観の境地に達した頃ではなかろうか。
東海地区では不幸か幸いか、出願選択の幅が狭くて殆ど迷う余地はない。男子なら南山・東海、女子なら淑徳・椙山くらいだろう。

あとはなるようになるし、なるようにしかならんからさ。もちろん最後に本人は必死に食い下がるかもしれないし、最後までヤル気スイッチoffかもしれない。でもそれも含めて入試ですから、最後は楽しく大団円を待ちましょうよ。

いくた