センター試験まで90日、私立医学部の緒戦まで94日。国立前期試験まで128日となった。
明日、全統記述を受ける人もいるだろうね。もう記述模試は最後になる。この模試の偏差値が、偏差値に振り回された諸君の受験人生の、最後の偏差値となるかもしれない。
今の諸君はどんな気持ちで勉学に励んでいるだろうか。
残り時間の少なさに焦りを感じている。思うように伸びない偏差値に苦しさを感じる。プレッシャーから逃れるように勉強をしているが、空回りしているような気もする。
こういう人は大丈夫だ。この時期にストレスのピークが来ている人は、受験に向かってストレスが落ち着きをみせる。結果としてナチュラルな状態で入試に臨むことができて、実力を発揮できるだろう。
逆に
すべてうまく噛み合って成績が伸びてきた。受験がうまくいくような気がする。
こんなように感じる人は要注意だわな。おそらくそれは勘違いだし、思い込みはこれから先どこかで瓦解する。すると一気に不安が増幅されて、ストレスフルな状態で受験に臨むことになる。そうなると受験は魔物の巣窟だから。
今の時期はストレスフルの毎日を甘んじて受け入れるくらいでいい。
過去問が取れなくて悶える、センターがボロボロで萎える、復習してみたらまた同じ問題が出来なくて発狂する、夜空の星を見上げて涙が出る
それでいい。それでこそ受験生じゃないか。すべて私の25年前の経験でもある。諸君もこの山を越えた世界に。
いくた