現役、一浪までの制限だが、去年は142人の受験者で倍率5.7倍。
愛知医科大学の問題は、とても良質なものが多い。私立医学部の数学は時々、奇をてらった問題や出題意図が不明のものなど、受験生を困らせるものがあるが、愛知医科大学は少ない。ストレートに平素の学習状況を問われる。
つまり愛知医科大学対策は、普通に良質な学習を継続することになるから、指導する側も変な回り道を強いられることもない。
だから女子の合格者も多い。コツコツ真面目な学習姿勢が評価されやすい。去年は入学者の39%、一昨年は50%近くが女子。
去年の推薦入試合格者は64%が女子。うちの予備校でも女子の合格率の高さで稼ぎ出している感じはある。
愛知医科大学の推薦入試での不確定要素が一つある。現役と一浪とで差がつけられているのかということ。
藤田医科大学AOではそもそも別枠募集。愛知医科大学でも11月入試でノーハンデで現役と一浪を戦わせると普通に考えれば現役にはかなり厳しい。
実際に一昨年の推薦入試では、現役と一浪はどちらも倍率6〜7前後で揃えられていた。しかし、去年の結果では、一浪4.1倍、現役7.9倍と差がついている。
もしかしすると一律判定にしたのかな?いろいろと入試制度についてニュースになったから。一浪生を多く擁立する予備校にとっては一律判定の方がいいのだが。
今年の結果も注視したいところである。
いくた
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