私も高校、浪人に時代は、大手の予備校に通っていたので分かります。大手の予備校は、基本的に授業というコンテンツを中心にしたもの。だから、先生はただひたすらに授業をする。
私達はただひたすらに合格させることしか考えない。合格させるルートをどのように確保するかだけを考えて動き続ける。
乱暴な言い方をすれば、授業なんてどうでもいい。合格さえ勝ち取れれば、その形式手段を問わない。とにかく勝たせたいと思い続けて、毎日を生きているのが私達。
来週から保護者を呼んで三者面談が始まる。実際には三者ではない。本人と教室責任者と講師陣とを含めると、七者くらいになる。普通は予備校の先生が三者面談はしないなわな。
ただこの場は、合格に向けた方策を実現させるための作戦会議である。方向性を保護者立会いで、本人と先生とで意思統一することが主な目的。
私は教科担当として、または担任の先生として、会議に出席するが、私はこれが最も苦手科目。毎年この時期には体調も悪くなる。でもやるしかないわな。私達の大きな仕事だから。
いくた