予備校の選び方 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私は医進予備校で講師をしています。でも、うちみたいなニッチな予備校は極少数派なので、皆様にはあまり関係ないでしょう。

今日の記事では、大手予備校に浪人生が通うことを想定して書いていきます。

私の教え子は、自分の予備校の生徒以外はほとんどが大手予備校の生徒です。また25年前には私自身も河合塾の生徒でした。その経験と見聞を踏まえてお話ししたいと思います。

まず、どこの予備校を選ぶべきなのかということですが、気に入ったところでいいと思います。河合塾や駿台の他、北予備とか東進とか、様々ですが、自分がやれると感じたところならばいいと思います。いろんなカリキュラム内容をチェックしましたが、大きくは変わりません。通学時間や雰囲気などを考慮して決めてください。

そして、所属クラスや科目別のレベル分けについてです。たぶん出身高校や過去の模試結果や選抜テストの結果で、所属クラスなどが決まるでしょう。私の意見では、なるべく上位のクラスに所属できるように頑張って選抜テストなどを受けた方がいいと思います。
ただ、認定を受けたうちの最上位のクラスは、自分の実力よりもちょっと高めになる可能性が高いです。だから少しだけ下のクラスを選ぶといいかもしれません。気持ちに余裕が生じるかもしれませんし、下のクラスにしたらそこでは負けられない気持ちになるかもしれません。

もう一つ気をつけたいことがあります。どこの予備校にも有名講師、看板講師がいますね。そういった先生方の指導が良いという人もいるのですが、それは人によってですから。
私も浪人生時代、有名な先生に教えてもらうことも多かったのですが、有名な先生は見せ方が上手いわけです。
それだけで学習効果に繋がるとは限りません。見せ方が地味な先生の方が、本質をジワリと突くことも多かったり。
先生は選べるわけではないですから運が良いか悪いかで分かれてしまいますが、となりの芝は青いわけではありません。

いくた