ノートを書くこと | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

私自身、学生時代はノートを取ることが得意ではなかった。先生が話をしている間は聞くことに集中したかったから。それに、分かっていることなら、改めて書く必要はないでしょ。メモ書き程度にして、授業の余韻があるうちに復習すれば、それがnotebookになる。英語でnoteはメモ書きの意味でしょ。

しかし予備校で授業していて思うことがある。ノートを取る習慣が学習の弊害になっている可能性についてだ。
ノートを書くことで満足してしまっているかもしれない。或いは、ノートに書くことだけで習得できた気持ちになっているのかもしれない。更にノートに書くことで、棚上げ状態を許してしまっているのかもしれない。

私は思っているんだが。
「ノートはどれくらい見返すものだろうか?そんなに見返さないものじゃないかな。ノートを書く理由の大部分は、書くことでその場で捉え切ってしまうため」

だから、今年の授業では来月10月以降は、基本的にノートを取らない前提の授業をする予定。センター対策や過去問演習など、授業内容以外にもやるべきことは多いのだから、もう復習に時間は使えないだろう。基本的に復習しないくらいの気持ちで。授業内一本勝負の気持ちでやっていく。

その場でやれなければもう最後。持ち越す時間はないだろう。

今日の一曲は、salyuの青空。

いくた





にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ