前の記事にも書いたが、六年生にこの時期に中学受験から撤退させるのは非人道的である。親のエゴでやらせたりやめさせたり、そんな勝手なことはあかん。
しかし、五年生以下なら、撤退は考えてもよいかもしれない。まだ楽しい小学生生活に戻るチャンスはあるから。
でもお母さんも諦められないでしょ。しかし、今後は親子喧嘩が絶えないかもよ。サポートしているのに喧嘩していては逆効果でしょ。
今までは手取り足取り、護送船団方式だったかも。しかし今後は親子共々精神衛生上よろしくない。
だから思い切って、後方支援徹底派になって、おいしいご飯を作る委員長として、お母さんのチカラを見せてあげるのはどう?
「そんなのは無理。今まで護送船団方式でやってきて急に手放すのは危険過ぎる」
という声はたくさん聞こえてくる。でも最後まで継続的に付きっ切りは無理よ。お互いに潰し合いになり、潰れ合いになるのが分かっているなら、今のうちに手放してみたら?
成績は落ちるかもしれないよ。でもこの時期なら致命傷でもないんじゃない。中学受験は大学受験と比較すると、割と連続性は薄い。先週の学習内容が翌週に持ち越される分は少ない。だから、リカバリーは効くことが多い。
護送船団方式をやめて、冬くらいまで様子を見て、駄目ならスッパリ辞めたらどう?五年生までなら引き返すのはありだと思う。
中学受験は親子共闘だけど、どのように闘っていくのかのスタンスは早めに決めないといけない。子供によって、御家庭によって、中学受験をどのような位置付けにしているかによって、ベストな形式は違ってくる。誰にも正解は分からないし、たぶん正解はない。
今日の一曲は、ゆめいっぱい。
いくた
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