ただ、最近では学納金は下落傾向があり、奨学金制度なども充実してきているので、学費の高さはやり方次第では克服できるかもしれない時代となった。
しかし、受験者層の拡大により、偏差値は高止まりないしは再上昇の兆しすらある。
ところが、私立医学部に関しては、それほど偏差値があてになるとは考えていない。
河合塾のランキングでも、最低62.5でもあるが、そこまで高くなくても合格する例は多い。
逆に偏差値70付近の生徒でも完全な素寒貧を喰らうこともある。
なぜそのようなことになるのかはうまくは表現できないが、一言で表せば私立医学部の特異性であろう。
どこかの予備校の雑誌で、国立医学部は難題が多く、私立医学部は標準的な問題が多数出題されると書いてあったが、それは数学においては全くの見当違い。国立医学部の問題がそれほど難しいものではないし、私立医学部は標準的という言葉とは最も遠いところにある。標準的ではなく特徴的だ。
結局、何か勘違いをして受験勉強をしている人は、間違いなく遠回りを余儀なくされる。
的確に狙いをつけて進んでいくことが重要である。ただ、国立医学部はある程度偏差値は信用できるかな。
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