中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学受験は、人生で初めての本格的な戦い。
もちろん勝ちたい。でも勝てる人の方が少ない戦い。
小さな戦士達が受験界の入り口で涙するのがこの戦い。
でも立派に戦い抜いた子供達には、素晴らしい未来が拓けていくのが、この戦いの素晴らしさ。


大学受験は厳しい世界。本当に厳しい世界。人生を賭けた戦いだから。
私は厳しく戦い抜ける本物のファイターを育成していく。
人生そのものを戦い抜ける気持ちも。

夏の天王山が終わりました。

 

おそらくは当初に想定していた通りにはいかなかったのではないかと思います。

暑い夏でしたから、子供も体調を崩すこともあったかもしれません。うちの予備校でも生徒ばかりでなく、先生も体調不良が相次ぎました。

もし、体調を崩さずに夏を越えられているのであれば、お母さまのサポートが優れていたということでしょう。

 

学習計画は、そんなにうまくはいきませんでしたよね。期初の計画では、いろんなことを時間のあるときにやる予定でしたよね。でもそんなにはやれなかった。それは普通のことです。子供のことですから、全部がうまくいっちゃうなんてことは、なかなか・・・

 

そして、期待していた夏休み終盤の模試。どうでしたか。夏休みの学習がうまくいっていた子供も、そんなに大きくは成績を伸ばせませんでしたよね。逆に夏休みの学習がうまくいったのに、成績が下降したこともあるでしょう。

 

実は、夏休みに頑張っても、夏休み後の模試の成績は上がらないんですよね。むしろ下がることもあります。このことは、”二月の勝者”にも書いてあったと思います。

夏休みに学習したことがテストで活かせるようになるためには、頭の中が更に整理されてくるまでに時間がかかります。直ぐの状態ではまだ前段階的な知識に留まっていて、利用できる能力までに至らないことがあります。

それどころか、多くの知識を獲得して、逆に頭の中が混乱して、今までに出来ていたことも出来なくなってしまうことすらあります。だから成績が落ちることもあるのです。

 

この状態は、今後しばらくして上昇基調に戻っていきます。夏の努力の支払いは秋以降に利子を乗せて還ってきます。

 

”夏には頑張れたと思ったけれども、全然成績が伸びなかった。もう諦めカモ・・・”

 

というのには、まだ早いですね。

むしろその逆の方が心配かな。

 

”夏は全然頑張っていなかったように感じたけれども、意外と成績は伸びた。うちの子は天才カモ・・・”

 

それはそうではありません。以前の貯金が効いてきているだけです。

 

いくた

 

次回の医学部受験セミナーの日程が決まりました。

 

10/20(日)14:00~16:30

場所:メルリックス学院名古屋校

名古屋市中村区名駅2丁目41番5号 CK20名駅前ビル2F

 

医学部生講演者

藤田医科2年生 Kくん

藤田医科3年生 Hさん

名市大1年生 Oさん

名市大5年生 Aさん

 

今回も初登場の学生や、これまでの講演で反響の大きかった学生をメインに組んでいます。

 

そして、今回はHさんが初出演ですが、Hさんには期待しています。上位進学校を立派な成績で卒業しても、医学部受験の世界で厳しい局面に追い込まれる事実をお話してくれると思います。

 

もちろん、幾太郎もお話をさせていただきます。

幾太郎の話は、時間調整の役割をさせているので、弾力的に足したり削ったりしているのですが、今回は私もしっかりとお話をさせていただきましょう。これから受験期ですし。

・受験生のこれからの時期の勉強法として、気を付けておくべきこと

・受験日直前に気を付けておくこと

本当に合否を分ける、重要なことについて、今回はお話をしていきたいと思います。私のこれまでの統計上、本当に合格率を大きく変化させることを検討してみたいと思います。

いろいろなケースがあり、事例がありますので、こうするとうまくいきやすいということをお話しておきたいと考えています。受験は学力が6割、その他の要素が4割はあるでしょう。”頑張ればそれでよい”という精神は潔く感じますが、やはり医学部受験は勝つことが大切です。

私達からすると、医学部入試としては常識だと思えることも、初めてこの世界に挑む人にとっては未知のことであったりしますから。

 

万障繰り合わせの上、お誘い合わせの上、ご来場賜りますように、よろしくお願いいたします。

 

いくた