今日は病院を出た瞬間が、

とても素晴らしい夕日だった。



……見れなかったけど。。


近くに見晴らしの良い場所は無くて、

見に行くこともできなかった。



空の断片から、

いかにその空が素敵な朱色に染まっているかが伝わってくる。




この目で見えない空の向こうを感じながら、

まだ見えない道の先には

紅く光輝くトビラが待ってるような感覚がして。



きっとあのトビラの向こうには、

新たな世界が広がっていて、

何かを失う代わりに何かを見つけられるんだろう。



今自分がその光を浴びれないのは、

トビラを開く事ができないのは、

まだ自分がその段階にいないから。

その資格を持っていないから。




今のこの光はきっと誰かのためのもの。



いつか自分も紅く輝くトビラを目の前にできるように、

自分の手で開いて進めるように、と。。



叫ぶように自分に言い聞かせる。

それしかできなくて。。




働き出してからこそ思い知らされる、

自分の無力さへの言い訳。。



ふぅ、

少しずつ歩いてく事しかできないんだけどね。。