孤独の行き着く先 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

誰もがホリディシーズンでウキウキ、幸せなわけではありません。

ホリディシーズンで苦しむ人もたくさんです。

苦しい生活で子供にご馳走もプレゼントもまともに用意してあげられない家庭もあれば、人々が幸せそうに家族との晩餐を囲むのを横目に、孤独にシェルターで時を過ごす人もいるでしょ。

なので、このホリディシーズンにはクライシスもよく起こります。


フィラにある大型シェルターで数日前に悲劇がありました。


首を吊っての自殺でした。


詳しい事情は分かりませんが、この人は法を犯して、その影響で子供に会えないという立場にあったと聞いています。

ホームレスであったこの人は生活の立て直しに取り組んでいて、その成果も出ていたところだったのです。

感謝祭を前にして押し寄せる感情に潰されてしまったのでしょうか。

子供が親の自殺を知らされることを考えると、それもやりきれない悲劇です。


今週はフィラのあちこちの教会やスープキッチンで感謝祭のターキーディナーが振舞われています。

私もそんなイベントをお手伝いしたことがあります。

豪華ではなくても、暖かい家でホームメイドの晩餐を家族をいただけるのは幸せ。

そんな当たり前に思って過ごしていることが手に入れられない人々もいる。

そんな人々には孤独が身にしみる季節です。



夜のGirard Ave.の一角。



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