Teach | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日、TVでいい番組がありました。

"Teach"とタイトルされた、アメリカの教育現場のドキュメンタリーでした。

たしか、ロサンゼルス南部の方だったかの学校での教師たちのチャレンジの物語です。

四人の教師たちが登場します。

歴史、英語や数学など、それぞれの受け持ちクラスは皆、成績落ちこぼれ生徒の山。

なかには授業についていけないせいで、2年以上の遅れをとっている生徒もいるくらい。

各教師たちと生徒たちの努力と葛藤が映し出されていました。

教師と学校側にとっては、生徒の成績の向上を試験の結果として出さないと、州からの予算切り捨ても待っているわけで、プレッシャーは高い。

中間小テストでクラスのほぼ全生徒がF(落第点)に終わって、相当、落ち込む教師と生徒たちの双方。

ドキュメンタリーはパワフルに、ポジティブに努力を重ねていく双方を追っていきます。

とにかく、生徒たちにあきらめや暗さがないんですよ。

これは子供たちに直球で、しかも真摯に対応する教師たちに対する信頼感から来ていると感じました。

どの教師も子供達のレジリアンスを最大に上げてあげようとする姿勢が良く見えるのです。

最後は各クラスにいい向上結果が最終試験の結果として出て、子供達は次の級へと上がっていけることになりました。

教師たちにサヨナラの時が来て、涙する子供たち。

インタビューで何人かの子供達が、

先生が昼休みでも放課後でも、いつでも必要な時にそこに居てくれて、指導をしてくれた、

先生は決して諦めずに、ボクが勉強を続けていくように、しっかりとサポートしてくれた

等、教師と彼らの距離の近さを語るコメントをしていました。

先生から受ける影響は大きいですよね。

素晴らしい先生の教えや姿勢はその後の人生を変えたりすることもあるくらいでしょ。

わたしにも心に残る先生、影響を受けた先生があります。

昨今、フィラでは大幅な州の教育予算のカットで学校閉鎖や教師のレイオフなど、大きな問題になっています。

子供達はどうなるんでしょう。



TVの画面より拝借。
熱血教師のひとりが生徒たちのテスト結果に苦悩するシーン。




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