シャワータイム | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日は夕方にクライアントのシャワーのアシスト。

うちのエージェンシーの建物のトイレには、シャワー設備が付いているものがあるので、ICMやアウトリーチはホームレスのクライアントに、そこでシャワーを使ってもらうことがあります。

このクライアントは路上生活25年からのベテラン。
公共トイレなどでササッと体をきれいにするのはお手のもの。

とにかく汚れて、メンタルイルネスのせいで、自己手入れが全く出来ず、疥癬などの巣窟になってる人もいますが、この人はいつもだいたい、小奇麗を保ってます。

たまのシャワーはやっぱり気持ちいいみたいでね、バスルームの外で待っていたら、調子のいい鼻歌がシャワー音と共に聞こえてました。

シャワー後はあげた清潔な下とTシャツ(そんなものもうちのプログラムではいくらか常備してます)を身につけて、すっきりした表情。

ついでに貸してあげたハサミでヒゲも整えて、いざ出陣。

颯爽と路上に戻っていきました。

でもねぇ、いつも説得してるんだけど、もうシニアの年齢なんだから、夜はベッドで寝る生活をしてくれないかねぇ。

人生大先輩のこの人の波乱万丈の体験談を聞くのは、なかなかにスリリングです。

ホームレスの各人の歩んできた経歴には、驚かされることがままあります。

道端に座っている人たちはゴミじゃないんですよ。

メンタルイルネスや家族問題も含めた色んな理由の複合の結果で、路上生活を余儀なくされているか、それを選んでいる人々です。

なので、路上生活から足を洗うのが難しいことが多い。

たくましい彼らの一言にハッとさせられることもあります。


以前に書いたEarth Bread(Brewery Pub)の側壁。

ミューラル(壁面)が可愛いでしょ。
ここのビールはいい味だし、ハマス(ヒヨコ豆のペースト)は超いい出来です。


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