フィラ宣伝委員より | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

最近ブログ上で、アメリカに遊びに来られる予定であるらしい方からフィラ事情の簡単な御質問をお受けしました。分かる範囲で簡潔にお答えさせていただきました。


その方はフィラに立ち寄りするか迷っておられたようですが、丁寧に頂いたお返事では寄らないことに決断なさったようです。


フィラは治安が悪いと言うのを聞いていて、不安を感じられたようでした。


残念でしたねぇ。でも、気持ちは分かります。海外から右も左もわからないところに観光に来るんですもんね。


かく言う私も、フィラに来ることに決めた時は不安だったんです。


聞く情報はその当時も「治安が余りよくない、街ガーン」で、「まずいかなー」とちょっと悩んだ時もあったのです。


越して来た当初もかなり用心してましたね。夜、暗くなってからクラスやジムから帰る時は「後ろから襲われるかも」と過度アラーム状態。何せ、ダウンタウンを歩くにも地図をバックパックに入れておかないと、どこがどこだかさっぱりの異邦人でしたから。


15年や20年前はフィラの治安は確かに相当、悪かったようです。

ダウンタウンや大学街のUniversity Cityの犯罪率も高かったよう。今ではまったくそんなことはありません。


この仕事を始めてからはどこにでも行かなくてはいけないので、今では街がよく見えるようになりました。


フィラはそんなに危険な街ではありません。


確かに犯罪率は高いのですが、大半の犯罪は低所得層が住む地域で夜半などの時間帯に起こることがほとんどです。そんな地域に観光に行くことはまずないでしょう。


ここは観光客の多い街で、市内ツアーバスや観光用の馬車などがダウンタウンを走り回っています。アメリカ発祥の地なので、おのぼりさんツアーも多い。今週は独立記念日で大賑わいです。


クラフトビール大好きの街で、質の高いバーやレストランもたくさんあるダウンタウンはいつも賑わっています。これはこの10年で驚くほど、変わってきています。


フィラは人種のミックスで、低所得層も多いので、泥臭さがあり、ニューヨークのような華やかさはないですが、それゆえにアメリカの実社会の一片を感じられる街でもあります。


バイタリティのあるところですが、そんな背景ゆえ、緊張があるのも確か。

同時に大阪のおっちゃん、おばちゃんのノリの親しみやすい人々が大勢いるのもフィラです。


仕事柄、訪れるのは観光客向きではない地域が多いのですが、ダウンタウンの楽しいエリアの情報や写真ももっとブログでも紹介しますね。なにやら未だに悪評高いフィラのようだから、ちょっとは擁護もしてあげないと。


怖がらずに来てくださいねー。ペンギン


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美味しいクラフトビールもたくさん、ありますよー。