先週後半から今日にまたがって、クライアントのお薬で問題発生。
先週、退院したクライアントがまだ、その病院から出たお薬を薬局からもらえてないんです。
つまり、退院直後から薬を飲んでないということ。抗精神病薬を一週間近くもスキップすると、せっかく安定し始めていた人の心が再び、バラバラになって手に負えなくなる可性大で、心配な状態です。
どうしてお薬がもらえないのかって?
健康保険のせいなんですよ。
この人はMedicaid(低所得層・障害者が持てる健康保険)保持者です。
幾つかの保険会社がMedicaidの代理店として公式登録してあって、保健サービスを各メンバーに提供してます。
Medicaid内での保険なので、基本的には提供できるサービスは同じなのだけど、これが細部にわたると各社で色々と変わってくるのです。保険のゴタゴタはブログ初めの頃の記事にもちょっと書いております。
例えば、Medicaid保持者は専門医に診てもらうのに、主治医からの推薦状を先に出してもらわないと、保険が支払いをしない仕組み。
これも医師・病院によって、A社の保険は受け付けるけどB社はダメということがあるので、それも事前に調べておかなくてはいけない。レントゲンや他の検査も保険会社によって、主治医に検査の事前承諾申請や検査用の処方箋などを保険側や検査をする医院に提出しなければいけないなど、大変です。
今回の問題は、このクライアントの保険会社が
「この薬を保険でカバーするには、処方した医者の事前承認申請をウチがもらって、審査・承認しないとダメです」
と言ってきたせい。
このせいで病院の医者とソーシャルワーカーや薬剤師に先週から電話しまくってました。
これだけ時間がかかってようやく分かったのは、病院側が申請を保険側に出したのに、保険会社は
「過去に他の抗精神病薬を使用していたことがあるかの証明も出してもらわないといけない」
とまで言い出して、更に新たな申請書を記入しろと送りつけてきたのです。
ここまでシツコクやられるのは初めてです。今までは事前承認申請の紙一枚か電話を医者が保険側に入れることでOKが出たのに。
しかもこのクライアントに処方されたお薬はもう長年、マーケットに出回っているおなじみのお薬で、別に新薬で高くつくものでもなんでもないのですよ。この保険財政危機で厳しい規制をしき始めているのではと疑ってます。
結果、保険はクライアントを助けるどころか、健康に関わる重要なお薬のお預けを食らわせて、病気にしてるのと変わりない。
頭に来てます。明日また、この件ですったもんだです。クライアントの調子がもう心配で心配で。![]()
昨今よく遭遇する、なにか腑に落ちない類の問題のひとつです。
毎日、雷雨のある今日この頃。いつもはもっと人が忙しく行き来している界隈も静かだわ。
写真はダウンタウンのJefferson HospitalとPennsylvania Hospitalの界隈。フィラは総合病院が占拠してる街です。

