偲ぶ日 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今日はうちのエージェンシーで初めてメモリアル・セレモニィが執り行われました。


これはアメリカで来る5月27日にある戦没者追悼のメモリアル・デイに関連したものではありません。


昨年後半に2年にわたる白血病との戦いの果てにうちのエージェンシーのプログラム・ディレクターが亡くなりました。まだ40代の若さでした。


このディレクターを偲んで募った寄付でビルの中庭に彼の名前をプレート付けしたベンチを据え付けたんです。今日のイベントはそのお披露目式と偲ぶ会を兼ねたものでした。


ディレクターだけでなく私達が関わっていたクライアントで最近亡くなった人達の名も今日のメモリアル・ディに加えられて読まれました。詩の朗読もあり、ささやかですがいい式でした。このイベントは来年以降も続けられると思います。


私もクライアントの一人の名を加えて、読んでもらいました。

このクライアントはひどいひき逃げ事故で一瞬にして殺されてしまった人です。事故や病気、どんな状況の結果の死でも、クライアントの死はICMにとってはやるせないもんです。


亡くなったプログラム・ディレクターはかなりの切れ者ですがワンマンな人柄だったので、元気で現役だった頃は、よく悪口も言われてたんですわ。飲むのが好きでね、ビールのお供のチェイサーにバーボンを飲むような人だったの。彼が亡くなった時に行われた追悼会では、そんな飲んべの彼の笑えるエピソードも語られたりして、笑った後に皆かえってしんみりしてしまったのを覚えてます。


このディレクターがイチオシで私を雇ってくれたんです。なので、感謝してます。



フィラデルフィア ICM 便り-CAM00046.jpg

相変わらず、結構なマンション建設ラッシュの続くフィラです。

この建物、ゴーストビルみたいに見えるけど、ただいまマンションに改装中のビルです。元は工場か倉庫だったと思います。このマンションは教師にはディスカウント価格で提供するらしいです。でもねぇ、ロケーションはよいとは言いがたいような。EL(高架鉄道)のすぐ近くで、地域の雰囲気もちょっと荒れてる感じのところだし。安全度はちょっと疑問。


フィラデルフィア ICM 便り-CAM00049.jpg

ビルの横を走るEL。あたりも殺風景。夜はちょっと怖いです。