日本への距離 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

5月7日はうちのオヤジさんのバースディでした。プレゼント


いつも家族の誕生日なんかの記念日には時差に合わせてE-Cardを送るんだけど、今回は何だかボケちゃって日本時間の8日に送る羽目になりました。疲れてるのかなぁ(言い訳)。


昔は高い郵便代に泣かされながらも、親には心なしかのバースディプレゼントを送ったりもしてたんですが、双方の合意でこれはやめました。高いからねぇ。なので、日本側も私側もずっと、E-Cardでお祝いしてます。


わたし、こちらに来て12年目です。


色んな事情もあり、一度も日本には里帰りできてません。渡米の時は12年後にこんなことになって、ここに居ついてるとは思いもよらんかったわ。


オバンになってから渡米してるので当然、親はどんどん年を取っていってます。心配ですよ、ムロン。特に最近はね。


今、アパート探し中と最近書きましたよね。


見に行った物件のひとつの大家は移民のカップル。双方、違う国から来てはるようです。奥さんの方が話し好きで、私も外国出身と見ると、最近、母親を亡くしたことを語ってくれました。


ドイツだったと思います。奥さんはアメリカに来て16年。結婚して子供が出来てで、一度も里帰り出来ずで、親の顔を見られずに今まで来たそう。それが今回、母親が倒れて最後にも会えないままになったそうです。


それで今回、彼女は決心して里帰りして、父親に会うことにしたんだそうです。「後悔したくないからね」と言ってました。お互いによく分かる心情だけに、アパートのことはそっちのけで、しばらくしみじみとそんな話を二人でしてました。


こういう時は国を隔てる太平洋の広さがドーンときますね。何かの時に30分で行けるというわけにはいかないものね。こういう状況に自分を置くことになってから、家族の意味や大切さをよく考えます。


里帰り、あまり待たずに出来るといいなと考えてます。それまでは、E-mailやスカイプに頼る日本の家族との絆です。


フィラデルフィア ICM 便り-CAM00036.jpg

この要塞みたいな建物。

フィラの名所のひとつです。今日はもう眠いし(もう2時!)、明日、これが何なのか説明しますね。ごめんなさい!