これもお仕事 | フィラデルフィア ICM 便り

フィラデルフィア ICM 便り

ソーシャルワーカーの見たアメリカ底辺事情

今どき、ヘッドホンラジオなるものを売ってるんですかね。アノ、昔あったヘッドホン型の頭につけて聞くラジオです。


というのもね、入院中のクライアントがいるんですが、病院のソーシャルワーカーとナースが音楽にいい反応を示すその人のために持ってきてくれってリクエストしたんです。



うちのエージェンシーには郡の方から支給されてるホームレス支援用のお金が別途あるんです。これはクライアントが服、食料など必要な場合に使われる為の用途です。ICMが自腹で必要品を買って、クライアントの承認と共にエージェンシーに使用した金額の払い戻しを申請する仕組みになってます。下着や服を病院に持って行ったり、食料や時にランチなんかもこれで応援してあげるわけです。むろん、どうしても生活に必要なものの支援というのが基本。



なので、こんなヘッドホンラジオなんて「えー」と言う感だけど、このクライアントの状況はちょっと複雑なものもあるので、考えざる得ない。



でもそんなもの、このI phoneやなんやで皆、音楽を聴いてる時代に恐竜の生き残りを探すようなもんやで。おやしらずじっさい、ダウンタウンで必死で探したけど、店の人にアホにされたわ。



病院側は「コードのついてるものは危険になる可能性があるので、普通のイヤホンで聞くコンパクトラジオはダメ」ときっぱり。つまり、ひも状のものは自殺または他人を傷つける凶器になる可能性があるからということ。まあね、どこの病棟でもスニーカーの靴紐やベルト、スウェットパンツの紐も入院中は没収になるので、これは仕方ないか。



でも、こんなおかしなことで時間を割くことになって、山のペーパーワークを片付けるミッションがある私には「かんべんしてくれーしょぼん」というリクエストだったわ。



今日はそれでも無理やり時間を作って鬼のようにペーパーワークに追いつき。

何とか大半はやっつけたけど、まだお残りがシツコクある。かないません。明日も早朝からこれをやっつけてから、一日中つまってるスケジュールと格闘します。

ツカレタヨー。ショック!


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アメリカのあちこちの都市の例にもれず、フィラも教会の多い街です。とにかくあちこちに色々な系列の教会点在します。この教会もかなり由緒ある、今では出来ないような建築のものなんだけど、財政難で閉鎖。今では潰されるのを待っている状態です。歴史のある建物なのにもったいない。
こういう風に財政難に苦しんでる教会も多いようです。