迷子と返還 | PHILIA(フィリア)

PHILIA(フィリア)

PHILIA(フィリア)とは、ギリシア語で「友愛、相互協力」を意味します。
わたしたちは命あるすべての者のため、また、「共存共栄」のために、
ひとつひとつの命の尊さと、その存在価値の認識を「動物愛護」を通して、訴えていきます。

皆さまにたくさんご報告しなくてはならない事がありますが、菊池保健所は相変わらず迷子の収容が止まりません。

1月29日に合志市竹迫で保護させた男の子。
13〜14歳位の穏やかなおじぃさんです。

茶色のハ−トの模様のある首輪をしています。




1月30日に合志市御代志・合志市御代志市民センター付近で保護された女の子。
10歳以上のおばぁさんと思われます。
赤の首輪をしています。

リ−ドを付けたままで放浪してました。

飼い主さん、お迎えに来てくださいね。

本日返還もありました。
1月29日に合志市須屋で保護された女の子。
本日、飼い主さんがお迎えに来てくれました。
12歳と10ヶ月の柴とコーギーのmixのラブちゃん。職員さんが迷子札を用意してくださり飼い主さんにその場ではめてもらいご帰宅。  
良かったね。もうこないでね。


このように最近は老犬の子たちの迷子が多く、お迎えがない子たちもいます。

私たち人間と同じで犬も年齢を重ねると、行動や体調の変化が現れるようになります。当たり前のようにできていた事も上手くできなくなってしまうことも少なくありません。目や聴覚が弱くなった老犬が迷子になってしまうと、ひたすら前進してしまうことで事故にあったりしてしまう事もあります。この子たちはたまたま事故にも遭わず保護されましたが、環境の変化に食欲不振や下痢をしたりと、貴重な体力が奪われていきます。
飼い主さん、「うちの子は年だからどこにも行かない」ではないですよ。
今まで飼い主さんに寄り添ってくれた子です。最期までしっかり守ってあげてください。