久しぶりに「高橋源一郎の飛ぶ教室」を聴いた。

3月8日のゲストは、ノンフィクション作家の高野秀之。


先頃、植村直己冒険賞を受賞した。

冒険家ではないのに、この賞を受賞したのは、高野秀之のポリシー「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かないことを書く」に由来しているのだろう。


本人は冒険家ではないというものの、早稲田大学では、冒険部に所属し、在学中の探検行をまとめて『幻の怪獣:ムベンベを追え』で作家デビューしている。


私が「我が意を得たり」と思ったのは、高野秀之が他人が行きそうにないいろんなところを訪れたときに、現地の人と交流するため、これまでに20ヶ国語を学んできたそうだ。


その目的は「現地の人とコミュニケーションをとるため」ではなく、「現地の人と仲良くなるため」。


私も10ヶ国語ほど学んできているが、その目的は「現地の人と仲良くなるため」だ。