ヘミングウェイの『老人と海』の講談社英語文庫と新潮文庫の令和2年7月発行の新訳版を並行して読んだ。
読み方は、初めのうちは、英語文庫を数ページ読んでから、巻末のNotesを参照したり、新潮文庫の日本語訳を読んだりしていたが、そのうちに面倒くさくなって、新潮文庫を一気に最後まで読んでしまい、後から英文多読の要領で英語文庫を読んだ。
ヘミングウェイの文学を味わいたいのか、英文読解の勉強をしたいのか分からくなったが、途中で挫折するのは一番ストレスになるし、悔いが残るので、最後は意地で読破した。
読み終わって、ヘミングウェイの文学を味わうなら、何も苦労して英語版を読む必要はないということ。新潮文庫の新訳版は、巻末に翻訳した高見浩による詳しい解説と翻訳ノートに加えて年譜が載っていて、ヘミングウェイとその作品についての理解に大きな助けになる。
ヘミングウェイと言えば、13年前、アメリカ駐在中に取ったバケーションで、キーウェストのヘミングウェイの家や行きつけのバーを訪れたことが懐かしく思い出される。
