NHKカルチャーラジオアーカイブス「声でつづる昭和人物史〜小田実」第3回 老人こそ市民(1)
この番組は、小田実が胃がんで亡くなる前年の2006年12月に放送されたもの。当時、小田実は74歳。
戦争中の体験を糧に、何でもみてやろうの精神で、精力的な市民活動家のイメージが強い小田実だが、ヒンズー教の人生の晩年である遊行期に入って、人生を俯瞰しながら穏やかな語り口で、理想的な社会のあり方を伝えてくれる。
特に、「サラダ社会」=共生=小田実の造語である
Cohabitance of different values の考えは、小田実の没後数年経ってから急速に広まり、現代社会の一般通念になったように思う。


