お盆の9連休も残すところ4日となってしまった。
同じ4連休でも、今日から始まる4連休と、残り4連休では受け取る意識が全く違う。
頭の中では、「今日から4連休が始まったんだ」と暗示をかけて連休を楽しもうと思うのだが、既に体が鈍っていてそうはいかない。
こんなとき、毎日規則正しく散歩をして過ごせばよかったと思うのだが、後悔先に立たず。
言い訳は、オリンピック観戦による寝不足といたっところか。
今回の連休は、どこへも旅行に行く予定がなく、ずっと家で過ごすことにしたので、タイ出張から戻ってきて、図書館へ本を返しに行ったとき、普段読まない本を借りることにした。
一つは、じゅりままさんが取り上げていた阿川佐和子さんのエッセイ「サワコの和」。
男女の違いはあるけれど、歳が近いせいか、視点や考え方に共感を覚えるところが多く、1日で読んでしまった。
もう一つは、図書館のブック展「いにしえより生まれた文化」で展示されていた「絵で読む古典シリーズ 源氏物語」と「THE TALE OF GENJI」。
円地文子さんによる現代語訳で読みやすいのだが、もともと古典は苦手なので、英文を読むより時間がかかっている。
妻は、なかなか読み進まない私の姿を見て、源氏物語は「あさきゆめみし」を全巻読んだからストリーは知っていると得意げに漫画の本を取り出しながら、「読んでみる？」とからかってきたが、ここは意地でも漫画には手を出さないことにした。