
シラチャのホテルを朝5時前にチェックアウトし、バンコクのスワンナブーム空港に6時前に到着して、チェックインを済ませ、出国審査を終えてゲートに向かおうとすると、まず目に付くのが乳海攪拌のモニュメント。
仏教国なのに何故ヒンドゥー教のモニュメントなのかは、さておいて、昨年末にカンボジアのアンコール遺跡群を観て、乳海攪拌による天地創造の物語を学んだことが蘇ってきた。
ヴィシュヌ神の化身である巨大亀クールマに大マンダラ山を乗せ、大蛇ヴァースキを絡ませて、神々はヴァースキの尾を、アスラはヴァースキの頭を持ち、互いに引っ張り合うことで山を回転させると、海がかき混ぜられ乳の海になる。この攪拌が1000年続き、乳海から白い像アイラーヴァタ、牛スラビーや白馬ウッチャイヒシュラバスなどが次々に生まれた後、最後に展開の医神ダヌヴァンタリが不老不死の妙薬アムリタの入った壺を持って現れる。これを神々とアスラが奪い合い、一度はアスラに奪われかけたアムリタを神々が手にする神話。
還暦になって、こんなことを新たに学んで刺激を受けるのも、旅行の効果なのだろう。
8時15分発のフライトには十分時間があるので、免税店を覗いて土産を買ったり、持参したペンギンブックスの
The Beachを読んで過ごした。
タイは雨季なので、毎日曇り空。
連日35℃を超える日本と比べると、気温が低めで過ごしやすかった。
実質3日間の出張中、はじめの2日はずっと工場の中。
3日目は、外注先を4社回る過密スケジュールで、妻が渡してくれたギャラシーでネットを検索する時間はほとんどなかった。
妻に言わせると、毎日飲み歩いていたからだろうとなるが、これも否定はできない。
テレビ会議で顔を合わせて仕事の話をすることはあっても、2年以上直接会って話していない人たちと、積もる話を腹を割って話す機会なのだから。
滞在中のエピソードは、続きで。