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本社から社内報が届いた。9月末で60歳定年を迎えた人の顔写真とメッセージが載っていた。数年前までは、60歳ですぐ年金がもらえたので、余程の事がない限り会社を離れて年金生活する人が多かった。ところが現在は63歳まで年金がもらえないので、大抵の人は再雇用され同じ職場で63歳まで働くことになる。
そのせいか、皆さんの顔をみると、まだまだこれからという顔をしている。

そういえば先日、アメリカの子会社の工場長が60歳の誕生日を迎えた。アメリカでは、日本のような定年制度がないようで(エイジディスクリミネーションが禁じられているせい?)、年金がフルに支給される66歳まで働く気のようだ。ほかにも、60歳半ばの人たちが結構働いている。

フィリピンでは、定年が55歳。人はこれから働かなくていいと思うと気から年をくうのか、55歳を迎えるといかにも相応の年になってもう働けない風貌になっていた。日本でも、30年ほど前は同様であったような気がする。

現在の日米では、健康増進志向の高まりで、高齢者の体力・気力年齢が若返っているようだ。アメリカへ赴任する前は、近くの散歩道を愛犬と毎日散歩していたが、60半ばの人たちが大勢早朝散歩をしており挨拶を交わしたことを思い出した。