「受験と教育」はまとめて言及されることも少なくないですが、あえて構造を考えると、受験は教育の中の1イベントということになると思います。

 

 

私の両親は教員で、「教育」に関するこだわりはかなりあったように思いますが、振り返ると知的好奇心を刺激したり好きなことを伸ばしたり(受験より先の)将来の選択肢について話をしてくれたりといった関わり方であって、勉強の中身や「受験」については全く口を出すことなく本人(私)の自由にさせてくれました。

 

そんな両親の教育姿勢に学び、教育というのは本来的に教え込むものではなく子どもの個性を伸ばすものと私は捉えています。私としては、そのような教育をしてもらったおかげで高校生になる頃までに勉強に対してモチベーションを持つことができ、受験においてもその後の仕事においても自分で頑張れているように思っています。

 

 

 

先の記事とのつながりで言うと、受験はその一つの大きな目標が志望校合格なので逆算思考の方が相性が良く、ある意味で結果も分かりやすいのですが、教育というものは子ども本人をよく見た積み上げ思考の方が相性が良く、その価値はかなり長期で考える必要があると思います。

 

長期スパンの教育の中で、中学受験は完全に途中経過ですので、目先の小さなことに一喜一憂せず、大局観を持って次男の伴走でもサポートしていきたいと改めて思います。

 

 

 

Mr.Children / 進化論

空を飛び海を渡り 僕らの夢はまだ膨らむ

誰も傷つけない優しい夢を 素敵な夢を 君に引き継げるかな?