日々迷い、不安と戦いながら長男の中学受験をサポートしていますが、ブログに書くと頭の中が整理されて気持ちがスッキリすると感じています。これが主目的ですので、どこから目線?という内容もあろうかと思いますが、基本的に書いていることは私のひとりごとですので、お付き合いいただける方だけよろしくお願いします笑ううさぎ

 

さて、6年の夏休みが終わると合格判定模試学校別模試、それに自宅での過去問演習などで次々と「結果」と直面し、しようと思えばいくらでも一喜一憂できてしまいます。そこで、結果が良かったり悪かったりした時にどう考えるかについて整理しておきたいと思います。

 

 

私が思うに、真の実力(学力)というものがあり、模試や過去問はそれを測る一指標に過ぎないということが一番大事な大前提です。そして、入試の合否は同じく一指標に過ぎない当日の入試問題の出来で決まります。

 

そして仮に模試の偏差値が先週より10下がったとしても、真の実力が一週間で偏差値10分も下がったなんてことはあろうはずがなく、逆に良かった場合もしかりです。

 

 

 

では何が起きているのかと言えばそれはケースバイケースで、模試の母集団(例えば自塾/他塾)、出題傾向(例えば典型題重視/思考力重視)、出題形式への慣れ具合(例えば自塾/他塾)が違えば結果が変わるのは当然ですし、他にも出題された単元(例えばたまたま得意な植物が出た/苦手な滑車が出た)や国語の文章(なじみのある題材で分かりやすい/馴染みのない題材で意味不明)、たまたま算数で類題をやったことのある問題が出て大問一つ完答できた/ひらめかなくて(1)もできなかったといったこと、さらには当日の体調やメンタルなど、要因は挙げればキリがありません。

 

ですから、結果が良くても悪くても、今回はこういう理由で真の実力より高めに出てそうだとか真の実力より低めに出てそうだというところまで総合的に見ないと、1回の結果の表面的な数字だけを見ることはナンセンスです。

 

しかし難しく考えなくても、複数回の結果を平均したものを見ていけば、勝手に上記のノイズは相殺されます。その意味からも、1回の結果に一喜一憂せずに複数回の平均(株でよく用いる"移動平均")を見ていくイメージを持つ方がよいでしょう。

 

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とはいえ、模試の偏差値は他者との相対評価です。「頑張っているのに下がっていく」ことも多々あり、これはメンタル的には結構辛いです。それに対して過去問の出来は絶対評価であり、「努力を続けているのに下がり続ける」ということは起きにくいです。

 

その意味でも、この時期まできたら過去問の出来を重視して考えていく方が「自分との戦い」に持ち込めますし、心落ち着いて取り組めるのではないかと思っています。そうして時々、志望校別模試などで相対位置「も」確認する感じで。

 

どんどん入試日が近づいてきていますが、残りも着実に積み重ねていけるよう、焦らずに長男をサポートしていきたいと思っていますグー2024年組同志の皆さんも、お互い頑張りましょうね。だいじょうぶ、だいじょうぶ。

 

 

絢香 / たしかなこと(小田和正のcover)

いちばん大切なことは 特別なことではなく

ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること