一つ前の記事にアメンバー限定記事で、

「今年の株の状況」という記事をアップしました。

アメンバーは初めましての方でも、記事を定期的に更新していて、

好意的に読んでいただける方であれば歓迎しています⇒

 

以前は24/7(1日24時間/週7日)で相場のことが気になっていましたし、
吐きそうなくらい相場に気持ちを乱されることもありましたが、
そんな私も、かれこれ株歴10年目になりました。
 
何事でも10年続けたら少しは上達もするもので、
特に気持ちのやりくり思考の"潔さ"という面では、
人生全般にも通じる大切なことが身についてきたと感じています。
 

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相場は本当に「人間万事塞翁が馬」の世界です。

昔、中国の北方の塞に占いの得意な老人(塞翁)が住んでいた。
ある日、塞翁が飼っていた馬が逃げてしまったので、人々が慰めに行くと、塞翁は「これは幸いになるだろう」と言った。
数ヵ月後、逃げた馬は立派な駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきたので、人々がお祝いに行くと、塞翁は「これは災いになるだろう」と言った。
塞翁の息子が駿馬に乗って遊んでいたら、落馬して足の骨を折ってしまったので、人々がお見舞いに行くと、塞翁は「これは幸いになるだろう」と言った。
一年後、隣国との戦乱が起こり、若者たちはほとんど戦死したが、塞翁の息子は足を骨折しているため兵役を免れて命が助かった。
こんな風に、よいと思ったことが後に悪いことにつながったり、
かと思えばそれがまた良い結果になったり、
なんてことを、誇張でなく本当に何度でも頻繁に経験できます。
 
普通にしていると心の中では「タラレバ」の嵐になりますが、
「タラレバ」が何の慰めにもならない非情な世界です。
その時々の上げ下げに一喜一憂せず「勝って驕らず、負けて腐らず」で淡々と努力を続けることの大切を痛感せざるを得ません。
 
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また、相場というのは自分の思い通りには全く動いてくれません。

それどころか「なぜか」自分を狙いうちしたかのように、
自分が望まない方向にばかり進んでいくものです。
そんな中でできることは自分のポジションを決めることだけ
 
何のせいにもできず、自分の判断した結果が言い訳の余地なく全て自分に跳ね返ってくる、そんな自己責任で判断する思考習慣が、
仕事にもプライベートにもとてもプラスになっていると感じます。
色々なことに対して迷いが少なくなってきて、とてもさっぱりとした"潔い"思考ができるようになってきたと思います。
 
それまで全く興味関心がなかった政治や経済に至るまで、
とても色々なことに興味が広がり、
この点でも仕事にも大変プラスになりました。
 
私は子どもたちにも、
若いうちから投資を始めることを積極的に勧めたいと思っています。
ただ、自分のやっている方法を勧めることはしません。
じゃあオススメの投資法は?
そのあたりを、また後日ブログに書きたいと思っています。
 
Mr.Children / 終わりなき旅

誰の真似もすんな 君は君でいい 生きる為のレシピなんてない ないさ