前回のブログでは地道な努力の大切さと、もう少し長男に
覚悟を持って頑張って欲しいというようなことを書きました。
一方で、今回は少し逆っぽいことを書きます。
要は、大事なのはメリハリとバランスだと考えています。
私の基本的な考えとして、中学受験は通過点も通過点で、
大学受験もかなり大事ではあるものの通過点で、
努力はその先もずっとし続けていくものという感覚があります。
私自身は今も努力を続けているつもりです。
大学受験では諸々の理由から、無理してでもまぐれでも、
実力以上の学校に入る価値があると思っていますが、
中学受験の場合は、そこでの生活や居心地の良さを考えると、
必ずしもそれがいいこととは思いません。
(最後には無理もするでしょうが…)無理のない頑張りで入れる中学に進み、
そこでまた頑張ったらいいと、冷静な状態の頭では考えます。
結局、ずっーーーと地道に努力を続けていくことが大事ですが、
無理は長くは続かないからです。
無理な界王拳は…
その後どこかで必ず反動がきます。
その意味では、スーパーサイヤ人なのに無理せずごく自然な状態
というのがある種の理想形でしょう。
狙ってこの状態に持っていった悟空は、やはりセンスが違います！
…って何の話でしたっけ(笑)
先ほど「冷静な状態の頭では」と書きましたが、
受験産業、特に中学受験には不安産業的な側面も結構ありますので、
よほど強く意識していないと、
冷静な状態でいられなくなることもあります。
塾ではものすごい量と難易度に追い立てられ続けますし、
テストがあまりに頻繁ですし、
順位や偏差値という形で競争心を煽られやすいですし、
SNSにはやたらと優秀児が(すごい親も)たくさんいて
目に入ってきますし…(笑)
それだけに、冷静な時の考えを書いておき、
自分への戒めとしたいです。
無理せず本人なりに頑張って、それで受かるところに入れば大丈夫。
だから余計なことに気力を使わず、着実な頑張りを応援していこう。