2月も終盤を迎え、塾での生活が一通り分かってきつつあります。

 

入塾前に、本やネットに書かれているような情報には一通り触れていましたが、やはり百聞は一見に如かず。実際に始まってみてようやく腑に落ちることが多いです。一度読んであった本や見てあったYouTubeを見返しては、今までとは違った気づきを得ていますひらめき電球

 

何事でもそうですが、情報元によって、それぞれに情報の偏りや考え方のバイアスがかかっていますねニコ例えば、親や本人が経験したことはリアルな情報ですが、それが他の人にも通用する再現性のある話なのか、それともその子の場合はそうだっただけなのかという視点は持って聞かないといけません。

 

また塾など、どこかに所属する人の話の場合は、商業的な思惑が入っている可能性も考慮しないといけないでしょう(オプション講習を受講した方がいいか塾の先生に相談したら、した方がいいと言うに決まっている、とか)

塾ごとの特徴や塾の生かし方を客観的に知りたい場合には、各塾の生徒を横断的にしかもかなりの数見ている個別塾や家庭教師、コンサルなどの方のお話も参考になるでしょう。

 

 

前置きが長くなりましたが、「塾ソムリエ」こと西村先生と個別指導塾SS-1小川先生の動画を改めて見返して、とても参考になったので共有します。2017年の動画で少し情報が古いですが、本質は変わらないでしょう。長いので、27分55秒の第二部(「塾別・学年別、新学年で成績を上げるために今すべきことは何?」)からだけでも。

 

27'55~「塾別・学年別、新学年で成績を上げるために今すべきことは何?」

28'14~ SAPIX(&他の塾にも共通する内容)

42'40~ 日能研

48'06~ 四谷大塚

50'55~ 早稲アカ

 

日能研部分だけ内容をメモしました(なるべく「色」は加えていないつもりです)。

①「カリテ」(現在の「育成テスト」)が頻繁にありカリテに追われがち。そしてそのカリテは丸暗記でも何とかなってしまうので、カリテはいいけど範囲のない公開模試はできないということになりがち

②意欲的で教える側からすると面白い教材だが、子供にとってはつまらないということになりがち(題名が抽象的、太字がないなど)。教える人の差が出やすい教材。

本科テキストを使って授業の内容を思い返し、じっくり考える時間をとることが大事。それをしないで栄冠の問題だけ解いてもダメ

4年生やさしめ、5年生やさしめ、6年生になって急に難しくなると感じるはず。4年生、5年生を丸暗記で乗り切ってきた人は6年生になって絶対にうまくいかない。4年生、5年生のうちに、ただ暗記するのではなく、内容をじっくり考えて丁寧に深く理解するという勉強をしておくことが大事そのうえで6年生になって演習/処理/暗記を一気に増やして「ファイナル256」で弱点チェックを固めて仕上げるということを狙ったカリキュラムになっている。

 

 

2023組からテキスト改定されており、現在とは異なる部分もあると思います。演習問題に入る前に授業の内容をよく振り返った方がいいというのは、栄冠テキストの構成(「思い起こし」に結構丁寧にページを割いている)からも、日能研がそこを重視しているのが見てとれます。

逆に言うと、授業中に集中してなくてあまり話を聞いてない場合はかなり苦しいですね汗

 

うちも初回範囲は栄冠テキストの演習に力点を置き過ぎてしまったので、最近は少し、本科テキストも気にして見るようにしました。逆に、計算と漢字の計算部分など、不要と感じたところは省いています。余裕がある今のうちは、なるべく深い理解を心掛けます。

 

熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

 

そして今日は初めて全国公開模試でした。範囲がない(?)ので、完全に丸腰でいきました。まあ入塾前に受けたテストは全部範囲がないテストでしたしね。

 

初めてのテストでどんな内容か分からないし、上記の「カリテはいいけど範囲がない公開模試はできない」の言葉に少し身構えましたが、

自己採点では、初めてにしては結構できてるなという印象でしたキラキラ

まだこれから受ける人もいるでしょうから内容は書きませんが、算数、理科はよくでき、国語もまあまあ。社会は平均いかないかも。

 

理社は入塾までに何もしてないので、今回はできなくても仕方ないと思って臨みましたが、理科の大問3、4は習っていない分野なのに満点でした。ニコ「習ってはないけど、考えたらできた」だそうでキョロキョロ

私も、理科はこういう分野(大問3、4)の方が得意だし好きです。

 

ニコ「でも理科と社会はまだ全然やってないから、問題集とかもう少しやりたいな」と殊勝な発言もありました。塾で自分よりできる人(見たこともないどこかの誰かではなく、隣にいる具体的なあの人)がいたことが相当刺激になったようですキラキラそんな刺激は、私が入塾に一番期待した部分でもあります照れ

 

↑小川先生の本。「ゆるやかに無理をさせる」には私は賛同しています。

↑西村先生の最新本。お父さんがやりがちなことが色々と書いてあります(笑)