昨晩のFOMCはコンセンサス通り、利上げなし。

今後の利上げに関する手がかりという意味ではハト的な内容でした。

 

この時点で円高が加速してもおかしくなかったのですが

本日昼の日銀会合までは一応何があるか分からないということで

動き出さなかったのでしょう。待ちきれずに少し動いてましたが。

 

日銀会合はこれまたコンセンサス通りの「現状維持」でした。

今回は事前期待はあまり無かったはずですが

これにより恒例の「失望売り」、というか売り方の「安心売り」というか。

FOMCの結果を受けての円高進行もこのタイミングで出たのでしょう。

 

先日も書いた通り(こちら

「個人のドル買い急増」の記事で嫌な予感はしていたのですが

ドル円は105円を派手に割って、一時103.5円までありました。

 

しかしこれだけ円高が進んでも

「英国EU脱退決定でドル円100円の攻防」とかにでもならないと

為替介入は正当化されないのではないかと思います。

麻生さん、日銀、どうする!?

 

本日時点で日経平均PER(こちら)は12.90まで低下しましたが

この円高が続けばPER算出根拠のEPS自体が変わってきてしまうので

「バリュー面で割安!」とも言ってられません。

PBR(現在1.06倍)が1倍割れとなれば割安だとは思いますが・・・

 

先日(こちら)も書きましたが

これでしばらく上に行けそうな材料は見当たらなくなってしまいました。

英国国民投票でEU残留派が勝つ(または事前にその確度が上がる)

となれば戻りはあるでしょうが。

うーん、日本株厳しいですね。

目先は需給の反転(コツン)待ちです。

 

こんな相場では元気が出ませんね・・・。

昨年もそう思いましたが、今年もやはり「Sell in May」でしたね。

5月末に売っておけば・・・。結果論ですが。

 

”Sell in May, and go away. Come back on St Leger Day.”
「5月に売って逃げておけ。
そしてセント・レジャーデー(9月第二土曜)まで戻って来るな。」

 

(※投資は自己責任でお願いします。)

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