相場環境が調整局面に入った場合等
ポジションを小さくすることが一番のリスク管理ですが

NISA枠等、長期保有ポジションは一時的な理由では売りたくないので
そんなときは一時的にヘッジを併用しています。
通常ヘッジというと空売りでかけることが多いと思いますが
私は現物派なので、現物で建てられるヘッジをかけます。

一番使うのは日経ダブルインバースETF(1357)です。
厳密には少し違いますが
これを買うことで日経レバ
空売りするのと同じような効果があります。

これをお守りのように少しだけ持っておくことで
調整局面にも精神の安定が保たれますし
NISA等の長期保有株のマイナス分を相殺することができます。
ヘッジをかけることを覚えてからは
調整局面で受けるダメージがだいぶ軽くなりました。

最近は日銀や公的年金の買い支えがあり
いつ踏み上げがあるか分からないので
急落の初期には買いますが、長く持たずに早めにはずしています。


日経レバ保有中にヘッジをかけたいと思った場合には
日経ダブルインバースは完全逆相関ですので
併用するくらいならポジションをはずすことを選びますが
国際のETF VIX(1552)は
少し違った動きをするので併用することがあります。

日経ダブルインバース
慣れている日経レバと真逆の動きをするので
クセを掴めているのですが

VIXの方はまだクセを掴み切れていなくて勉強中です。
結構激しく動くので、小ロットでもお守り効果があります。


ヘッジをかけることでリスクを小さくすることができますが
リスクを小さくすることはリターンを減らすことにもつながります。
結局、リスクとリターンは表裏一体であり
このあたりの自分にとってのベストバランスはまだまだ「研究中」です。

ともあれ、空売りができない現物派の方も
調整局面に使える武器を持っておくことは
相場で生き残るためには重要だと思っています。

(※投資は自己判断でお願いします。)


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