今日読んだ英文にこんな文がありました。
Since there was nothing in the script explaining what the pig was supposed to do, the action was left up to Norman.
幼稚園でシンデレラの劇をすることになり,その配役を決める場面で,ノーマンというぽっちゃり系の男の子が「僕,ぶたさんの役をする」と言い出した後の文でした。おそらく,
ぶたがどういうことをしなければならないか説明する部分は台本にはまったく無かったので,どう動くかはノーマンに一任された。
といった意味だと思いました。"leave A to B"には「AをBに任せる」という意味があるので,その受身にした"A is left to B"は「AはBに任される」,"the action is left to Norman"なら「その動きはノーマンに任される」だと思ったのです。ただ,"up"が混じっているのが気になりました。"up to X"には「X次第だ」という意味があります。もしかしたら,"leave A up to B"で「AをB次第にしておく」という言い回しが別にあるのかもしれません。気になったので,少し調べることにしました。
その結果,"leave A to B"と"leave A up to B"は大差ないことが分かりました。骨折り損の草臥れ儲け,にはしたくないので,調べたことをここにまとめておくことにします。
leave
(動詞)
①離れる →leave A:Aを離れる
→Aを出発する(leave Tokyo:東京を出発する)
→leave for B:Bへ向けて出発する
→leave A for B:Bへ向けてAを離れる
→Aを辞める(leave office:退任する)
→Aを捨てる,Aの元を去る(I'm leaving you.:さよなら)
→Aを後回しにする(leave the problem:問題を後回しにする)
→leave A behind(Aを後ろに残して離れる→)Aを置き忘れる
→leave A+場所:Aを(場所)に置き忘れる
②放置する →leave O C:OをCのままにする
③任せる →leave A to B:AをBに任せる
ex) I'll leave it (up) to you.:それは君に任せよう。
③任せる →leave A with B:AをBに預ける
(名詞)
①許可 →ask for leave to R:~する許可を求める
②休暇 →on leave:休暇中で
ex)paid leave:有給休暇
ex) maternity leave:育児休暇
ex) annual leave:年次休暇
③別れ →take (one's) leave of A:(Aに)暇乞いをする,さよならを告げる
<leaveのイディオム>
□leave A for dead:Aを死んだものとあきらめる
□leave A out:Aを省く,Aを無視する
→feel left out:疎外感を味わう
□leave nothing to be desired:申し分ない
□leave much to be desired:全然駄目だ
□leave A to Aself:Aをひとりにしておく
□take leave of one's senses:(突然)気がおかしくなる
ちなみに,「骨折り損の草臥れ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)」は英語にすると以下のようになるそうです。
・Much pains, no gains.
・The game is not worth the candle.(このgameはおそらく「獲物」)
・Great pains but all in vain.