おはこんばんちは、信田です。
新幹線からスマホで更新中なので、短めになりそうです。
さきほど、鈴木岳トレーナーのインタビュー記事を読みました。
「どういうエクササイズを実施するのかではなくて、なぜそのエクササイズをやるのかという理由が大きなポイントになる」
ちょうど昨日職場で同じような話をしていたんですよね。
なぜそのエクササイズを行うかについては、機能で大きく分けると2つあります。
それは「安定性を高めるため」か「可動性を高めるため」の2種類です。
例えばスクワットを実施してみると、ニーイントゥーアウトしてしまうとしますね。
本来スクワットは、足関節背屈/膝関節屈曲/股関節屈曲という動作が必要ですよね。
でも、足部回内/膝外反/股関節内転という代償動作が出てしまう。
これはなぜでしょうか?
この理由がわからないのに、重さを軽くしたり、動作範囲を浅くしたりしても効果的ではないのです。
では、こう考えてみてください。
本来必要な足関節背屈/膝関節屈曲/股関節屈曲の可動性は十分だろうか?
もし可動性が足りない場合は、何をしたらいいだろうか?
本来起きる必要のない足部回内/膝外反/股関節内転を制御していた筋群はなんだろうか?
もし安定性を高める必要があるのなら何をしたらいいだろうか?
このように考えると、重さを軽くしたり動作範囲を減らしたりすることが初めに行う修正アプローチではないと理解できるかと思います。
色んなエクササイズがありますが、エクササイズをやるだけなら雑誌や動画をみれば誰でもできます。
その人に必要なエクササイズを選んだり考え出したりすることができて初めてトレーナーのいる意味があるのではないでしょうか?
今よりもっと効果を感じてもらえるように、まだ解決できていない問題を解決してあげられるように、まだまだ努力が必要ですね。