おはこんばんちは、信田です。
昨日は、美容室に行ってきました。
家からは歩くと一時間以上かかってしまうので、冬場は車で行きます。
その道中に聞いていたラジオで金八先生こと武田鉄矢さんがとても良い話をされていました。
ちょっとうろ覚えですがシェアしたいと思います。
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当時、まだ歌手として売れない時代を過ごしていた武田さん。
観客席には空席が目立ち、数えてみると12人しかいませんでした。
年の瀬に実家に帰り、こたつに入りながら母親に弱音をはきました。
「母ちゃん、お客さんが12人しかこないような売れない歌手が息子でごめんなー。」
トクトクトクトク…
母ちゃんは、ガラスのコップに酒をついでこう言った。
「二人で乾杯して、そんなこと忘れたらよか。騙しながら楽しく乾杯しとったら、疫病神もどこか飛んでいくばい。」
続けて母ちゃんは言った。
「鉄矢、あんたもしかして空席に向かって歌ってるんじゃなかとね?来てくれた12人のことだけ見て歌っとれば、12人でも満席たい。」
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僕はハッとさせられました。
自分は、空席に向かって指導してなかっただろうか?
いつも来てくれたお客さんだけを見て、自分の精一杯をやってきただろうか?
そういう気づきをもらった移動時間でした。
今年は残り3人のクライアントとセッションを行います。
一人一人と向かい合って、今年の仕事を終えようと思います。