勘違いしやすい姿勢のポイント 肩甲帯編 | 新潟・長岡の腰痛改善ピラティストレーナー信田純一のブログ

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新潟市、長岡市で腰痛解消に役立つピラティスの指導をしているトレーナー信田純一のブログです。
年に1~2回、指導者養成コースも開催しています。

おはこんばんちは、信田です。

「先生、私の姿勢どうですか?!(どやっ!)」

ってくる方がたまにいます。
よくあるパターンがいくつかあるんですが、今日はその1つ目です。
まだ姿勢についてしっかり学んでいないトレーナーも間違えやすいところなので、是非覚えておいてくださいね。

●勘違いしやすい姿勢のポイント 肩甲帯編

よくあるのが、肩甲骨の過剰な内転です。

肩甲帯は、それぞれの筋が協調して働くことがとても大切です。
その協調して働いているかどうかを見極めるポイントの1つが姿勢なんですね。

ってことで、まずは肩甲骨のニュートラルポジションを確認していきましょう。

1.挙上or下制

肩甲骨上角が第2胸椎、肩甲骨下角が第7胸椎と同じ高さにある。
これより高いと肩甲骨が挙上位、低いと下制位の可能性があります。

2.内転or外転

肩甲骨内側縁と脊柱の距離が7.5cmの位置にある。
これより近いと肩甲骨が内転位、遠いと外転位の可能性があります。

3.上方回旋or下方回旋

肩甲骨上角と肩甲骨下角を結んだラインが脊柱とほぼ平行。
上角の方が脊柱に近いと上方回旋位、下角の方が近いと下方回旋位の可能性があります。

これらは肩甲帯のアライメント観察の基本ですので、是非マスターしてくださいね^^