スウェイバックと股関節のつまり① | 新潟・長岡の腰痛改善ピラティストレーナー信田純一のブログ

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スウェイバックという姿勢をご存じですか?

僕はPHIピラティスを学びはじめてから知りました。


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ケンダル 筋:機能とテスト、運動機能障害症候群のマネジメントから引用



写真左を見てわかる通り、背中が丸く、太ももの前が太く、お尻がありません。

なんか、あらためて書いてみるとすごく嫌な姿勢ですねガーン

こういう人は、両手で膝を胸に抱きかかえるようにすると(股関節屈曲)、股関節につまりを感じる人も多いです。


この問題は、股関節の運動と股関節の副運動がポイントとなります。

股関節の副運動というのは、寛骨臼の上を大腿骨頭がどう動くのかを表します。


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股関節の運動と股関節の副運動の一覧表

スウェイバック姿勢は、股関節が伸展、大腿骨頭が前方にすべった状態です。

この状態が続くと、股関節後方の組織(大殿筋など)が硬くなってきますよね。


股関節を屈曲するときに、大腿骨頭は後方にすべります。

後ろにすべろうとしたときに、硬い大殿筋が立ちふさがっていたらどうなりますか?


おそらく大腿骨頭は十分に後方すべりができず、適切な股関節屈曲ができないでしょう。

そうすると、股関節を屈曲した際に股関節前部の組織を挟みこんでしまうことになりますよね。

これが、股関節のつまりの正体です。


この症状の改善方法は、また今度~べーっだ!