腕を上げると肩が痛いんです。① | 新潟・長岡の腰痛改善ピラティストレーナー信田純一のブログ

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新潟市、長岡市で腰痛解消に役立つピラティスの指導をしているトレーナー信田純一のブログです。
年に1~2回、指導者養成コースも開催しています。

スポーツクラブで働いていると意外に多いんです。

肩が痛くて困っている人。

チェストプレス、ショルダープレス、ラットプルダウンなど、肩が痛くてできない人っていませんか?


そういう人の姿勢をみると、痛みがある肩が低くみえることがあります。

専門的にいうと、左右の肩峰の高さが違うってことです。

低く見える側は、外転位(わきを開いたような状態)になっています。


本来、肩関節の外転(横から腕を持ち上げる)動作では、棘上筋が上腕骨頭を関節窩にひきつけてくれます。

このおかげで、三角筋が上腕骨をスムーズに持ち上げることができるんです。

つまり、棘上筋→三角筋なんです。


新潟のスポーツトレーナーしだxのブログ
筋骨格系のキネシオロジーより

でも、肩関節が外転位のままになっている人はこの順番が変わります。

どうなるかというと、三角筋→棘上筋となります。


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筋骨格系のキネシオロジーより

肩峰の下にある滑液包が挟まれちゃっていますね。

ドアに指挟んだら痛いでしょ?

それと同じでとても痛いです。


では、これを改善するにはどうすればよいのでしょうか。

三角筋→棘上筋という流れを棘上筋→三角筋に修正すればいいわけですよね。


つづく