こんにちは
新潟と東京を往復するスポーツトレーナーの信田純一です。
いよいよ梅雨も明け、夏本番といったところ。
過度な節電に対する意識は熱中症へのリスクも上がります。
二次災害とならぬよう、気をつけていきましょう。
以前、東大女子ラクロス部トレーナーのメンバー間で熱中症についての情報共有を行いました。
とても参考になるかと思いますので、みなさんも頭にいれておいてください。
【熱中症の分類】
①熱痙攣
②熱疲労
③熱射病
①熱痙攣
大量に汗をかいたとき、水と共にミネラルも排出されます。
こういう時に、水のみを補給した場合に起きやすい。
電解質が不足することで、筋痙攣や筋肉痛が起こってしまいます。
対処法は0.9%生理食塩水を飲むことです。
ただし、これは水ではなくスポーツドリンクを飲むようにすれば簡単に予防できるものですよね
市販にはこんなのもあるようですので、薬局で探してみてください。
②熱疲労
発汗に対して、水分補給が間にあっていない状態です。
大量発汗、脱力感、めまい、吐き気、頭痛、血圧低下、頻脈、皮膚蒼白などの症状が見られます。
対処法としては、日陰で涼しく、風通しのよい場所で衣服を緩めて寝かせること。
そして、水分補給をさせましょう。
対処が遅いとフェーズ3の熱射病へと移行してしまいます
③熱射病
体温調節機能が破綻し、高体温、意識障害、おかしな言動などが起きる。
ここまできてしまうと、非常に死亡率が高くなります。
すぐに救急車を呼び、到着までひたすら全身を冷却してください
以上を読んでいただければわかると思いますが、外でスポーツをしている人に起きる症状ではありません。
熱中症は、日本で夏を過ごす人は全て該当します。
必ず喉が渇く前にスポーツドリンクなどで水分補給をしていきましょう。
年を重ねると喉の渇きに鈍感になります。
とても危険ですので、こまめに飲んでもらうように促してください。
ではでは、これからテニス関係のお仕事にいってきます