「樹海」をもっと観たくなったときに存在するアメリカ製の青木ヶ原樹海映画を紹介します。
まず『悪魔のえじき』リメイクで注目されたスティーヴン・R・モンローの作品を。すこしJホラーっぽいのが楽しいです。
呪(のろい) (2013)
監督:スティーヴン・R・モンロー
つづいて新宿ロケなどもしっかりとやったこちらを。
JUKAI-樹海- (2016)
監督:ジェイソン・ザダ
まぁ、これらの作品より『樹海村』のほうが圧倒的に面白いので公開中に是非劇場で!!
それは過去の様々な映画の記憶でした。
『未知との遭遇』
『ポルターガイスト』
『SFレーザーブラスト』
『地獄の謝肉祭』(カニバル映画は数あれど場所がスーパーということと後半に胴体大穴カットがあるのでやはり『地獄の謝肉祭』でしょう)
この作品は「訳わからんから駄作!」と言い切るには勿体ない様々な映画愛が詰め込まれています。貴方も愛を探してみませんか。
エイリアン・フロム・メテオ -侵略- (2018)
監督:グレッグ・A・セガー
もはや老害と言われるのも承知であえて書きますが、80年代には特殊メイクが見せ場という作品が多々あり好事家を楽しませてくれていました。いまでは技術も進歩してどんな映像でも作ることが可能…と言いきってもいいでしょう。それを否定する気はありませんが個人的に淋しさを感じてしまうのです。「どうせCGでしょ」と。なんてことを思ってしまった80年代の作品を紹介します。監督しているのはもうゲイであることをカミングアウトしているような『Bigfoot vs. D.B. Cooper』など香ばしい作品ばかり作るようになったデヴィッド・デコトーです。以下、画像をご覧ください。
如何でしょう。CGとはまた違う「味」を感じていただけたら幸いです。
核変異体クリーポゾイド (1987)
監督:デヴィッド・デコトー
ハズレがないチャールズ・バンド総裁のフルムーンからリリースされた作品を早朝からなんとなく観てみたらとんでもなかったので記します。
ある日、田舎のラジオ局にエイリアンとロボットが襲来、占拠します。そしてエイリアンが音楽を流すと何故かリスナーの眼前に生ロックバンドが出現。曲にノルとその波長が生体エネルギーとなりラジオ電波を伝ってエイリアンの試験管に採取されるという物語…だと思います!音楽としてクレジットされているのはブルー・オイスター・カルト!
撃退方法も含めて全てが素晴らしい傑作!
エイリアン・コレクター (1992)
監督:テッド・ニコラウ
「航空パニック全部乗せ」という作品を観てしまったので記します。基幹となっているのはバイオ技術により進化された巨大サソリが飛行機の中で暴れるというものなのですが、
その物語の中にはいろいろ詰め込まれていまして、
ハイジャック、
吹き飛ぶドア、
ロマンス、
失明してしまう機長、
闘うヒロインなどありとあらゆる娯楽的要素を詰め込み果たして無事着陸できるのか!?という映画でございます。サソリが張りぼてというのもかなりポイント高しです。
これと同等の航空パニック映画は『フライングハイ』くらいしか思い浮かびません。ぜひご覧あれ。
エア スコーピオン (2001)
監督:ポール・ウィン