the Leprechaun - CHICK COREA

Leprechaun/Chick Corea

¥983
Amazon.co.jp

1976年録音作品。
なんとグラミー賞2部門受賞していたんですね。

メンバーは下記の通り。wikiより。
Chick Corea – Piano, keyboards, Organ, Synthesizer, percussion
Danny Cahn – Trumpet
John Gatchell – Trumpet
Bob Millikan – Trumpet
Wayne Andre – Trombone
Bill Watrous – Trombone
Joe Farrell – Saxophone
Ani Kavafian – Violin
Ida Kavafian – Violin
Louise Shulman – Viola
Fred Sherry – Cello
Eddie Gomez – Bass
Anthony Jackson – Bass
Steve Gadd – drums
Gayle Moran – vocals


CHICK COREAの音楽は本当に好きです。
全ての作品を聴き漁りました。同時期のRETURN TO FOREVERも大好きなんですが、
このソロ作はコンセプト性も強く、やりたいことをやってる感満載で、
愛聴しております。

当時、生粋のJAZZファンにはどこまで受け入れられていたのか、
クロスオーバーという言葉が使われだした時期です。

当然アコースティック楽器を使いながらも、随所にエレクトリックサウンドもあり、
JAZZファンを次点に導いている様な錯覚さえ覚えます。


楽曲は「妖精」をコンセプトに世界感を表しており、
感動の楽曲ばかりです。

・Lenore
美しい旋律です。
JAZZピアノにキメキメのパターンがいかにも「らしい」。


・Looking at the World
最初聴いたときは震えました。
ヴァイオリンの旋律と透明感のあるVoが、JAZZアーティストの殻を破って新たな次元に到達した楽曲です。アルバム中、最も好きな曲です。


・Nite Sprite
今でも人気のある楽曲の1つ。
特にスティーブガットのDrumsばかりが特記されてますが、
メンバー全員すごいですね。。スゴ技の連発です。


ということで、この時期のCHICK COREAは、わかり易い楽曲が多かったな~と。
その後エレクトリックバンド、アコースティックバンドへと移行していくのでした・・・。
名曲シリーズ。

比較的新しい楽曲であるが、原曲はまさにCLUB JAZZクラシックス(4HEROより)

このソナーコレクティヴオーケストラは、Sonar Kollectivレーベルの楽曲を生音JAZZでアレンジすることで結成された、新鋭のバンド。バンド?オーケストラ?

同バンドは2008年にアルバム(CLUBJAZZ界名盤認定)Guaranteed Nicenessをリリースし、
一躍トップレベルの「生CLUBJAZZ」に君臨する。
このアルバムではJAZZANOVAの代表曲でもある「ain't no dream」「no use / another day」等をカヴァー、Re:アレンジし、多くの感動を残した。
もう一曲、筆者のお気に入り楽曲が収録されているので、後日・・・。

さて、今回紹介するのはそんなバンドのコンピ参加作品。
「Extensions:4HERO」09年発表。

Φ Phiの勝手にコラム(Blog編)


この中に収録された彼らの楽曲は、とびきりの光を放った素晴らしい作品。

生JAZZの個性を活かしたアレンジと、ホーン+ストリングスの響きで、
楽曲の良さを際立たせることに成功している。

お見事!!
最も生で聴きたい曲です。

名曲シリーズ。。

Wind Parade - DONALD BYRD (Places and Spaces収録:1975年発表)

美しいコード進行とPiano、切り裂く様なTpで、
個人的にはこのアルバム中最も高貴な楽曲。

この作品はMIZELL兄弟のスカイハイプロダクションという名目のプロダクション。
レコード盤の音質は最高を誇る。

特にこの楽曲はレコードで聴くと、イントロから音程の微妙な変化が聴こえたり、
Tpが遠い空で吹いているような錯覚に陥ったりと、本当に感動する音質である。

女性コーラス群にアドリブTpが合わさり、
徐々に高潮していく感がたまらない。


他にも名曲揃いで、愛聴されている方も多い、Fusion世代の名盤。